第07回|遊び・創作の世界へようこそ!AIと楽しむアイデア工房
- 目的:ChatGPTを創作や遊びのツールとして使う方法を知る
- ゴール:詩・ストーリー・ゲーム要素を自分で作り出せるようになる
小学生のころ、自由帳に空想の街を描いたことはありますか?
あのワクワクを、AIともう一度体験できます。
こんな人におすすめ:
・頭にアイデアはあるけど、形にするのが苦手な人
・昔、RPGのマップや小説を書いていた人
・「自分はクリエイターじゃない」と思い込んでいる人
・頭にアイデアはあるけど、形にするのが苦手な人
・昔、RPGのマップや小説を書いていた人
・「自分はクリエイターじゃない」と思い込んでいる人
7-1:創作にAIを取り入れる楽しさとは?
7-1-1:「作りたい気持ち」に応える伴走者
ChatGPTは、あなたの“つくりたい”という気持ちを、すぐに形にしてくれます。
たとえぼんやりした思いつきでも、否定せず受け止め、次の一歩を示してくれる存在です。
AIは「疲れず・飽きず・迷わず」、何度でも付き合ってくれる創作パートナーです。
- 「なんとなくこんな話を…」でOK
- 途中で止めても再開しやすい
- 話しながら構成やアイデアがまとまっていく
7-1-2:AIと創作する3つの面白さ
- 1. 即反応:思いついたらすぐに試せる
- 2. 無限生成:何通りでもバリエーションを提案
- 3. 客観性:自分では気づかない展開を提示
「でも、私にストーリーなんて書けるの?」
→ 答えはYES。思いつきを“話す”だけで物語が始まります。
→ 答えはYES。思いつきを“話す”だけで物語が始まります。
7-2:ジャンル別・創作アイデア例
7-2-1:詩・小説・ストーリー生成
プロンプト例 | 出力例(抜粋) |
---|---|
静かな夜にぴったりの情景詩を5行で | 窓の外 月が揺れる 小さな時計が時を刻む… |
短編ホラーの導入文を100文字で | 深夜2時、誰もいないはずの部屋に、足音だけが響いた。 |
7-2-2:キャラ設定・世界観・背景づくり
- 「内向的なドラゴンの性格を考えて」
- 「スチームパンクの街並みを描写して」
7-2-3:ボードゲーム・クイズ・遊びのルールづくり
ジャンル | プロンプト | 出力例(要約) |
---|---|---|
クイズ | 5歳児向けのなぞなぞを3つ作って | Q:お空を飛ぶ動物は? → A:とり |
ボードゲーム | 2人用・サイコロ不要の協力型ゲームを考えて | 「森の冒険家」:カードで謎を解き進める探検ゲーム |
7-2-4:みんなで楽しむ“即席創作ゲーム”
ChatGPTを使えば、こんな簡単なゲームも作れます:
- お題ストーリー作り: 例:「カタツムリ・時計・宇宙」を使って話を作って
- セリフ当てクイズ: ChatGPTにセリフを3つ作ってもらい、誰のものか当てる
7-3:ひらめきを広げるプロンプトの工夫
7-3-1:「もしも〇〇だったら?」で世界を広げる
- もしも植物が話しかけてきたら?
- もしもAIが中世にいたら?
7-3-2:「登場人物になりきって会話する」方法
💬プロンプト:
「勇者アルトとして話してください。今、魔王の城に向かう途中です」
➡ 回答例:
「俺はアルト。この剣に誓って、必ずあいつを止める!」
7-3-3:ビフォー&アフターで違いを実感
Before(自力) | After(AIと共創) |
---|---|
勇者と魔王が戦う話を思いついた | 勇者が実は魔王の弟だった、というどんでん返しを追加 |
7-3-4:「制限をかける」と逆に面白くなる!
- 「全部カタカナで詩を書いて」
- 「セリフだけで短編会話を作って」
7-3-5:こんなふうに改善できる!詩のプロンプトBefore / After
Before | After | 改善ポイント |
---|---|---|
詩を書いて | 5行以内で、春の朝をテーマに詩を書いて | テーマ・形式・長さを明示 |
7-4:創作を続けるコツと注意点
7-4-1:AIのアイデアを“自分の色”にする
💡創作は「答え合わせ」じゃなく「一緒に作る」ものです。
7-4-2:著作権やオリジナリティの扱いに気をつけよう
- 生成文そのままの公開・販売は避ける
- AIとの共作で「自分らしさ」を加える
- 似た作品がないかチェックする習慣を
7-5:まとめと次へのステップ
7-5-1:創作がもっと楽しくなる活用ふりかえり
ChatGPTは、創作における「最初の一歩」を軽くしてくれる存在です。
自分の頭の中にある“ぼんやり”を、形にしていく過程が、ぐっと楽になります。
7-5-2:今日からできる“ひとことプロンプト”
✅ まずはこれを試してみましょう:
「遊びでいいから詩を1行書いて」
たった1行から、物語が動き出します。
「遊びでいいから詩を1行書いて」
たった1行から、物語が動き出します。
7-5-3:あなたに合った「最初の1行」はこれ!
タイプ | おすすめプロンプト |
---|---|
言葉に詰まる人 | 気分に合う詩を1行だけ書いて |
アイデア豊富な人 | このあらすじを脚本っぽく展開して |
遊びながらやりたい人 | ルールが5行で説明できるゲームを考えて |
7-5-4:あなたの物語、聞かせてください
ChatGPTと一緒に作ったその物語。
誰よりもまず、あなた自身が楽しんでください。
そして、もしよければ——私たちにも、聞かせてください。
7-5-5:次回予告「プロンプト設計のコツとテンプレ集」
次回は「伝わる指示」の作り方を徹底解説。
創作・学習・仕事のすべてに効く“プロンプト設計術”と、すぐに使えるテンプレート集をお届けします。