インフラエンジニアの成長戦略

インフラエンジニアの成長戦略


エンジニアとしてのロードマップ

新卒から一人立ちへ

「新卒研修を経てシステムインフラ部門に配属となったが、インフラ部門でまずは何をすればいいのか分からない(新人をどう教育すればいいのか分からない)」という人は多いと思います。まずは3年間で一人前になること(一人前にすること)を目指して、エンジニアとしてのロードマップを考えてみるといいでしょう。

  • 超大事!
  • Server
  • Network
  • Database
  • Security

【3年間で市場価値の高いサーバーエンジニアになるロードマップ】

「何を」「どのような視点で」「どのような方法で」実践し、
アウトプットを最大化するか

対象読者:新卒入社の社員、若手エンジニア

成長促進の視点提供を目的としているため、マインドセットのお話が中心です。
このマインドセットを念頭に置いて自身の成長戦略に取り組むのとそうでないのとでは、行き着く結果に大きな差が出るはずです。

次に読んでみたい本


テクニカルスキルの習得

私の場合、テクニカルスキルを身に着けるために色々な技術書を買って読み漁りました。まずは読むことによって知識を仕入れます。用語の意味が5秒で頭に浮かばず、「はて?」となった箇所は知識なしと捉え、リストアップして後から調べて理解するようにしていました。実際のところ、1回読むだけでは頭に定着しにくいです。同じ本を最低でも2~3周は読みます。また、実機環境を自身で用意して、手を動かしながら技術書を読んでいました。技術書は、例えば以下の翔泳社のSE Shopなどから購入できます。

翔泳社のオンライン書籍ストア
SE Shop

試したいときにすぐに使えるSandbox用途のサーバーを「自分の手元に持っているエンジニア」と「持っていないエンジニア」とでは、テクニカルスキルの習得速度に圧倒的な差がつきます。ぜひとも、SandBox用サーバーを持つことをお奨めします。サーバーのスペックとしては、CPUが2コア、メモリが4GBあれば、たいていの技術検証は充分にできます。物理的にPCやサーバーを買うには初期投資の金額負担が大きすぎるため、最初はJETBOYのような安価なVPS(Virtual Private Server)を契約して使うといいです。繰り返しますが、最初はCPUが2コア、メモリが4GBのスペックのサーバーが1台あれば充分です。これ以上のスペックは、最初は不要です。

JETBOYのレンタルサーバー

ここでは、私がよく触るOSやミドルウェアのガイドを作成していきます。

Linux

  • AlmaLinux 9 総合ガイド
  • AlmaLinux 9 運用ガイド

Windows Server